
2016年夏のイタリア滞在で訪問させてもらった
ウンブリア州のビオのワイナリー Di Filippoさん
いつもお世話になっている、よつ葉さん⇒関西よつ葉連絡会が
Di Filippoさんのワインを直輸入されていて、教室でもお馴染み、ジョイアでも大人気です。
このかっこいい写真は、ロベルトさん!
当たり前のように『馬車』・・・そう、馬車です。
この子は、ぶどう畑を耕している馬のうちの一頭。
今月初めに、ロベルトさんがプロモーションの為来日されていました。
関係者への試飲会があったので、もちろん参加してきました。
私はイタリアでお会いして以来の再会。

こちらも、写真は前回のイタリア滞在のときのものなのですが・・
こちらはお姉さん(いや妹さんだったか?イタリア語では上下区別しないのでいつも忘れる)
エンマさん、ジョイアでも大人気のVilla Conversinoを何本も抜栓されています。
白も赤も、私もどちらも大好き。
私はイタリア時代から、「バイオダイナミック」に興味を持っていて、
2015年に初めて京都でロベルトさんのお話しを伺う機会がありました
⇒ウンブリアのワイナリーDi Filippoさんを囲む
1年で夢が叶った!
2016年実際にウンブリアのワイナリーを訪問させてもらう機会に恵まれました
⇒Cantina Di Filippo
(久々に会う友人達がエツコを色々な場所へ連れて行ってくれるので
とにかく限られた滞在期間、時間がない。
それでもイタリア滞在中に、これは寝ずに必死に仕上げたページ
今読み返すと言葉足らずな部分も沢山あります・・・)
今回は、よつ葉が輸入されているDi Filippoさんのワインの試飲やらロベルトさんへの質疑応答。
中でも、私が印象に残ったのは・・
『ビオワイン、自然派ワイン・・と、近年とても注目されているが、
独特のビオ臭のあるものなんかもある、そういう類についてはどのように考えられますか?』
というような質問をされた方がいらっしゃいました。
『ぶどうを栽培する、収穫する、搾り、そして自然に放っておいてワインになるか・・?
放っておくと、お酢になるよね。そうではないんだ、それが自然なワインということではない。
ビオ臭なんて言うが、それは欠陥なだけであって、きっちりと仕事をしていないだけだよ。
ぶどうの栽培から、ワインのボトルをよく洗うというようなところまで、
丁寧な仕事をしないといけないよ。
それが「手をかける」ということだよ』
・・と仰っていました。
よつ葉の職員さんも、Di Filippoさんのワインについては、「清らかな」という表現をされます。
私たちの食卓に届けて下さる、おいしいワイン。
やっぱり、誰にでも可能なことではなく、情熱を持って、そして愛情を注いで
ブドウの栽培、いえ、それ以前の土づくりから懸命に取り組んでおられるからこそ、
実現できることなんだと思います。
前にも書きましたが、心が反映されています。お料理においても全く同じことですね。
Di Filippoさんのワインはこちらで詳細をご覧頂けますし、ご購入も可能です。
イタリアオーガニックワイン&フーズ オッティモオッティモ

私は、個人的にどうして「酸化防止剤無添加ワイン」が造れるのか?
昨年の春に、同じく亜硫酸塩無添加のワインを造られている生産者さんにお会いして以来の
疑問点なので、これについてお話しをしました。
とにかく「ぶどうが健康であること」これに尽きるようです。
Di Filippoさんも、イタリアでは無添加ワインを生産されていますが、
こちらはまだ日本へは入ってきていないそう。
低温コンテナで輸入されますが、無添加のものの輸送は難しいんですね。
こちらについては、もっと考察を深めていきたいと思っています。
昨年のイタリアは、雨不足でぶどうの生産量が少なく、ワイン造りには大変な年だったようです。
そして、早春に季節外れの雪も降っていますしね・・・
心をこめて造られたワイン、美味しく、楽しく、そして大切に頂きましょうね。

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