イタリア料理教室Gioia -ジョイア-

食べて元気 毎日の暮らしの楽しいスパイスになるお料理を召し上がれ!

Terra Madre~母なる大地~ヨーロッパ映画祭より

26日まで開催中の「ヨーロッパ映画祭」

土曜日に映画『テッラ・マードレ』&シンポジウム 第六感で目醒めるスローフード
へ行ってきました。

映画は、イタリアの巨匠エルマンノ・オルミ監督により、最新種子バンクの模様、
インドの環境活動家が語る「種の重要性」、
「持続性」のある暮らしを守り続けたイタリアのある男性の生き方、
スローフードとは?などが静かに淡々と描かれています。


テッラ・マードレとは、直訳すると「母なる大地」
スローフード協会により「世界生産者会議」として2年に一度トリノにて
世界中から5千人を超える小生産者が集まり国際ミーティングが開かれています。



私自身、住宅街の中で育ち、イタリア滞在以前の職場は大阪市内のど真ん中。
食の生産現場とは遠い遠い環境で育ちました。

一体ブロッコリーやオクラがどんなふうに実るのか?
ナスの植物自体の茎や花は何色なのか?

こういうことは、30歳を過ぎてから、料理教室に関わるようになり
実際に農家の方と知り合い、畑に足を運んで初めて自分の目で見ました。

それまでは収穫された後の状態しか、目にしたことがありませんでした。

P1070473.jpg

面白かったのは映画の後のシンポジウム


スローフードジャパン副会長 石田政芳氏をコーディネーターに
フレンチのシェフ ドミニク・コルビ氏
東京で日本茶のショップ経営 ステファン・ダントン氏
ギリシャ輸入食材会社経営 アレクセリス・アンドレアス氏
こんぶ店店主 土居純一氏

4名のパネリストにより「5つの味のテイスティング」が行われました。
上の写真がその5つです。


5つの味とは「塩味、苦み、酸味、うま味、甘味」。

天然の塩味や甘み、お出汁の味、酸味+無農薬の野菜などを順番に味わいました。


先に書いた私の例のように、生産者と消費者の距離がどんどん遠くなっている。
特に日本の「都市」に住んでいると、ご家族が農業に関わっておられるというような場合、
生産の現場を意識して目を向けておられる、趣味で農作業に関わっておられる
というような場合ではない限り、こういう方がとても多いのではないかと思います。


そんな現代社会への警鐘
自分の目の届く範囲から、次の世代、その次の世代まで
おいしいと思えるものを守り、残していこう。
自然の絆をつなげていこうというお話でした。

特に強調されていたのは、
「本物」を味わうこと
子ども達への食育の大切さ

の二つ。


私自身、化学調味料を使う家庭では育っていませんので
偶然口に入ってしまうと、口の中に残るのですぐに分かります。
こんな味覚を与えてくれた母に感謝です。
シェフもおっしゃっていました、子どもの頃から素材自体の味を味わったことが
なければ、大人になって知ろうとしても味が分からないと。

面白かったのが、リゾットを作る際のブロード(=ブイヨン)にこんぶのお出汁が
使えるということ。
「味を底から支える」ので、イタリアンにも合うのだそうです。
これは一度試してみようと思っています。



毎日の忙しい生活の中、それぞれができる範囲で良いものを選び、
毎日の食に取り入れていきたいですね。

そういう視点が持てるような「心の中の少しの余裕」
これも必要だと私自身は思っています。
いくら頭で「良いもの」が分かってはいても、時間に追われて追われて追われる生活では
それを生活の中に取り入れることはできませんから・・・

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